正直、ここ数年、自分の頭頂部を見るのが憂鬱でした。40歳を過ぎたあたりから、明らかに髪が薄くなり始め、妻からも「ちょっとキてるね」なんて言われる始末。昔から髪型にはそれなりに気を使っていた方だったので、ショックは大きかったです。最初は、なんとか隠せないかと、トップの髪を伸ばしてみたり、市販の育毛剤を試してみたりしましたが、効果はイマイチ。むしろ、無理に隠そうとしている感じが自分でも嫌になっていました。外出するのも何となく気が進まなくなり、人と会うときも相手の視線が頭にいっているような気がして、自信をなくしていましたね。そんな僕を見かねたのか、先日、妻が「思い切って髪型変えてみたら?腕のいい美容師さん知ってるよ」と提案してくれたんです。正直、気が進まなかったのですが、このままウジウジしていても仕方ないと思い、紹介された美容室に行ってみることにしました。美容師さんは、僕の悩みを親身になって聞いてくれました。そして、「隠すよりも、むしろ活かす方向で考えてみませんか?短くして、清潔感を出した方が絶対かっこいいですよ」と提案してくれたのです。最初は抵抗がありましたが、プロの意見を信じて、思い切ってサイドを短く刈り上げ、トップもかなり短くするベリーショートに近いスタイルにしてもらうことにしました。カットが終わり、鏡に映った自分を見て、正直驚きました。頭頂部の薄さは確かにある。でも、全体としてすごくすっきりしていて、なんだか若返ったような、精悍な印象になっていたんです。心配していたほど薄毛が目立たないし、むしろ潔い感じがして、自分でも「悪くないな」と思えました。家に帰ると、妻も「すごく似合ってる!前より全然いい!」と絶賛してくれました。髪型を変えただけで、こんなに気分が変わるものかと自分でも驚いています。あれだけ気にしていた頭頂部のことも、前ほど気にならなくなりました。むしろ、この短髪スタイルが気に入って、毎朝のスタイリングも少し楽しんでいます。何より、以前よりも自信を持って人と接することができるようになったのが一番の変化です。もし、同じように悩んでいる40代の方がいたら、思い切って髪型を変えてみることをお勧めします。隠すことばかり考えずに、自分に似合う新しいスタイルを見つけることで、きっと気持ちも前向きになれるはずです。僕にとっては、まさに人生の転機の一つになりました。
— 抜け毛 —
髪型変えて前向きになった40代体験
2022年8月26日